本年は、コロナ禍の中、どのような形で演劇を創造できるかを考えて、すべての作品を無観客、映像配信という形で

     作品創作を行うと決意しました。映像を作るという事には、全くもって不慣れであり、模索しながらの作品作りです。
  
    時にカメラマン、映画監督の力も借りて、「また劇場に行きたくなる舞台映像」をコンセプトに映像を作っています。


2020年

10月 J-STAGEWORKS企画 「Running」 映像作品 

     新横浜スペース・オルタにて収録したものを、vimeoにて配信(配信開始期日は未定)

作・演出・装置  うちだ 潤一郎

音 楽      氷見 嘉章

振 付      小川 こういち

照 明      松本 大介

音 響      佐川 敦・佐川 尚子

出 演      うちだ 潤一郎・小嶋 佳代子・小川 こういち天野 慶子 ほか

演 奏      氷見 嘉章(Per) 氷見 果南江(Vn) 

 

12月 J-STAGEWORKS企画 「真の姿のピーターパン」 映像作品 

 

新横浜スペース・オルタにて収録したものを、vimeoにて配信(配信開始期日は未定)

作・演出・装置  うちだ 潤一郎

音 楽      氷見 嘉章

照 明      

音 響      

出 演      うちだ 潤一郎・小嶋 佳代子

演 奏      氷見 嘉章(Per) 氷見 果南江(Vn) 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2015年 6月『活・感・観・館・劇・会』(劇工房J-STAGE公演 vol.5)
    場所 新横浜 スペースオルタ
    演出 うちだ
潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

    @作:森本薫 「みごとな女」
    A作:清水邦夫「楽屋〜流れさるものはやがてなつかしき」
    B作:岸田國士「紙風船」

     

 

2015年 1月『活・感・観・館・劇・会』(劇工房J-STAGE 研究発表会)
    場所 港北区社会福祉協議会
    作・演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

    朗読劇 「海霧が消えた後で」

     

 

2014年12月『十二夜』(劇工房J-STAGE 研究発表会 )
    場所 新横浜 スペースオルタ
    作 W.シェイクスピア
    演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

     

 

2013年 12月オリジナルミュージカル『クリスマスキャロル』(劇工房J-STAGE公演 vol.4)
    場所 新横浜 スペースオルタ
    原作 チャールズ・ディケンズ
    演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

     

 

2008年 8月『FIFTY FIVE WORDS,FIFTEEN SIGHTS ―Amnesia Remix―』(劇工房J-STAGE公演 vol.3)
    場所 ラゾーナ川崎プラザソル
    演出 笠原拓郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

    物語はどれぐらい短くても成立するのだろうか?
    スヌーピーでおなじみの漫画家チャールズ・シュルツは、その作品の中でこんなエピソードを描いた。
    いじわるなルーシーはライナスから、何かお話を聞かせてよ、とせがまれる。
    しぶしぶルーシーは弟の要求にこたえる。
    『人が生まれました。生きて死にました。おしまい。』
    でも、これではあんまりだよ。
    ライナス同様あなたも何か満足できないものを感じるだろう。ならば・・・

    英語でわずか五十五語で書かれたショートストーリー・アンソロジーをもとに、
    人間のさまざまな営みをシニカルなタッチで描いていきます。
 
    今回のテーマは、物語を「かたる」です。
    大和言葉の「語る(かたる)」という言葉は「騙る(かたる)」と同じルーツを持っているといわれます。
    それは提示された世界に人々をまきこんでいく行為です。
    かつて古事記の時代には物語は声だけで語られました。
    平家物語の時代になるとそれは音楽をともなって語られるようになりました。
    近松門左衛門の時代には人形が演ずる芝居が加わりました。

    さらにメディアが多様化した時代・・・・
    『FIFTY FIVE WORDS,FIFTEEN SIGHTS』は、
    空間構成、言葉、声、動き、音楽、音響、映像、デジタルエフェクト・・・・
    さまざまな方法で、観客の想像力のなかに「語り」伝えようとする試みなのです。 

 

2006年 9〜10月『ルビームーン』(劇工房J-STAGE公演 vol.2)
    場所 神奈川県青少年センター多目的ホール・門真市民会館(大阪)
    演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS 

   俳優と女優の二人芝居。2004年にオーストラリアで書かれた作品を日本初上演。
   シーンによって、共に4〜5役の登場人物に成り代わりながら、ストーリーを展開していく。

   校外の住宅街。車返しのある奥まったところに数件の家が向かい合って建ち並んでいる。
   そのうちのどこにでもいそうな夫婦の家から、一人娘のルビーがいなくなった。
   まだ日の暮れない時刻に、忽然と消えたのだ。
   「自分たちの子供はどこに消えたのか」を夫婦は探し求めていく。
   近所のあらゆる家々を訪ねて歩くふたり。
   気にもとめていなかったが、どの家の住人も奇妙な人ばかりだった。
   その誰もが疑わしい。だが、なにも、決め手がない。
   一体、どうしたらいいのか?
   手がかりはないのか?

   ふと、一つの小包が届いていることに気がつく。
   そこには、ルビーのかわいがっていた、お揃いのドレスを着た人形がバラバラにされて入っていた。

   ルビーは無事に見つかるのだろうか・・・・

   幸せの陰に潜む暗い影。
   この夫婦の心にもはき出されていない鬱積した陰があったのだ
   子供が消え、お互いが向き合った瞬間から、その陰がうごめき出す。

   現実なのか、非現実の妄想か、夢なのか・・・・

   とても不思議な作品。

    ドラマティック・オーストラリア参加作品

 

 2005年6月『Fifty-Five Words,Fifteen-Sights』(劇工房J-STAGE公演 vol.1)
    場所 STUDIO 045

    演出 笠原拓郎


    果たしてこの企画は演劇として成り立つのか?
    そんな不安を抱えたなかで、稽古はスタートしました。

    それは、こんなお話です。


    英語でわずか五十五語で書かれたショートストーリー・アンソロジーをもとに、
    人間のさまざまな営みをシニカルなタッチで描いてみよう。
 
    
    メディアが多様化した時代・・・・
    『FIFTY FIVE WORDS,FIFTEEN SIGHTS』は、
    空間構成、言葉、声、動き、音楽、音響、映像、デジタルエフェクト・・・・
    さまざまな方法で、観客の想像力のなかに「語り」伝えようとする試みです。 

 

2005年4月『ヒョウリュウ』(ダンス公演 劇工房J-STAGEプロデュース)
    場所 STUDIO 045 
    演出 まえだけいこ
    装置 うちだ潤一郎
    総合演出 うちだ潤一郎

 
 

観客を劇的世界へいざなう。
このプロセスを作るのも面白いものだ。ひとりではできない、集団の作り出す裏側の芸術。

観客は、幕開きの瞬間にまず、この裏の芸術家たちに魅了される。さあ、後は、役者に任せた・・・・

 

これまでの仕事

 

 

2015年12月『ウロボロス 創世記』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2015年11月『港北ダンスフェスティバル』(港北ダンスフェスティバル実行委員会)
    場所 港北公会堂
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2015年10月『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花』(劇団マスク)
    場所 テアトルフォンテ
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2015年6月『活・感・観・館・劇・会』(J-STAGEWORKS公演)
    場所 スペースオルタ
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2015年1月『ウロボロス』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2014年11月『港北ダンスフェスティバル』(港北ダンスフェスティバル実行委員会)
    場所 港北公会堂
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2014年1月『ICE』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2013年11月『港北ダンスフェスティバル』(港北ダンスフェスティバル実行委員会)
    場所 港北公会堂
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2013年3月『凍れば 凍るとき 凍れ!』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2012年11月『港北ダンスフェスティバル』(港北ダンスフェスティバル実行委員会)
    場所 港北公会堂
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2012年3月『オムニバス』(新百合ヶ丘 芸術のまちづくりシンポジウム)
    場所 新百合ヶ丘アートセンター
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2012年1月『MIRACLE ISLAND』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2011年10月『翼をください』(日活芸術学院)
    場所 日活芸術学院教室
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2011年1月『やさしいライオン』(劇団目覚時計)
    場所 境町中央公民館
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2010年10月『かくも賑やかな人々』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2010年9月『音楽と語りのファンタジア』(劇団目覚時計)
    場所 国立オリンピックセンター記念青少年総合センター大ホール
    演出 武内悦子
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2010年2月『オムニバス』(日活芸術学院)
    場所 仙川劇場
    作・演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2009年12月『フランベ!』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS 

 

2009年4月『OMNIBUS 3』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS 

 

2008年 8月『FIFTY FIVE WORDS,FIFTEEN SIGHTS ―Amnesia Remix―』(劇工房J-STAGE公演 vol.3)
    場所 ラゾーナ川崎プラザソル
    演出 笠原拓郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2007年12月『妖怪たち』(秋浜悟史を鎮魂する会)
    場所 早稲田大学小野梓記念講堂
    演出 内山 鶉
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS 

 

2007年12月『オムニバス2』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2007年7月 『双城冬季 -家路-』劇団民藝
平成19年度文化庁国際芸術交流支援事業
後援/日本中国文化交流協会 日中合同公演
    場所 劇団民藝稽古場
    舞台監督 うちだ潤一郎

 

2006年12月『オムニバス』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    作・演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2006年 9〜10月『ルビームーン』(劇工房J-STAGE公演 vol.2)
    場所 神奈川県青少年センター多目的ホール・門真市民会館(大阪)
    演出 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS 

 

2006年8月『サウンド・オブ・ミュージック』(太田青年会議所主催)
    場所 群馬県太田市にて
    作・演出 うちだ潤一郎
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2005年12月『さくら・桜・弥生の空は』(港北区民ミュージカル)
    場所 港北公会堂
    装置 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2005年8月 神奈川区民ミュージカル「浦島伝説」
    場所 かなっくホール
    舞台監督 うちだ潤一郎
    舞台製作・進行 J-STAGE WORKS

 

2005年4月『ヒョウリュウ』(ダンス公演 劇工房J-STAGEプロデュース)
    場所 STUDIO 045 
    演出 まえだけいこ
    装置 うちだ潤一郎
    総合演出 うちだ潤一郎

 

2004年『日色ともゑとマリオネットの朗読と音楽』(マリオネット制作)  
    場所 日本各地   
    舞台監督 うちだ潤一郎

 

2003年『父子杉』(父子杉制作委員会公演) 
     場所 高知県内各地  
     舞台監督 うちだ潤一郎

 

2001年『日色ともゑとマリオネットの朗読と音楽』(マリオネット制作)  
    場所 日本各地   
    舞台監督 うちだ潤一郎

 
 

舞台芸術に隔たりはない。芝居屋とダンサー、芝居屋と歌手、芝居屋と映画屋・・・・
いろいろ持ち寄って、素敵な舞台を作りましょう。

取り持つのは、お任せください!!

 

 

 

舞台監督のようで、そうではない。

この仕事は、人と人をうまく組み合わせる事だ。
橋渡しをして、バランスを取り、
うまく前に進ませて、
それぞれの最高の力を引き出す。

なぜか、こんな仕事の依頼のされ方が多い。
今が一番、身体も動くし、頭も働くからか・・・・
いや、これからもきっとそうだろう。

だが、この組み合わせ作業が、
実は、演出する時に必要だし、
俳優としても必要だし、
裏方にも必要だ。
どこに誰を配置し、どこを誰に任すか・・・・
成功のカギは、ここにあるといっていい。

この世界は、人と人との関係で成り立っているんだから、
これが一番重要になる。

どんな組み合わせで、どうなるのかを想像しながら、
僕はパズルを作り上げる。
喜んで、楽しんで・・・・

ある時は、演劇と音楽
ある時は、演劇とダンス
ある時は、演劇と彫刻

そして、演劇と教育も

どこで、誰と結びつくかはわからない。
可能性はいくらでもある。

だから、いろいろな人達と出会う事を大切にしたいものだ。

   
   
 
   
 
 
   
 

教育現場での演劇教育をお手伝いします。

 

 

 

日本の学校演劇に、ベーシックはあるのか・・・・と、ふと思う。
誰かがどこかで、覚え親しんだ「演劇」を、子供たちに教えているのではないだろうかと。
それでいいのだろうか?

もちろん、基準になる確固たる演劇論などは、日本になく、そのシステムもないのだ。
だから、いつかどこかで経験したものを伝えるしかない。
だが、本当にそうなのだろうか?オリジナリティとか個性とかいうものの前にベーシックは必要ではないのか。
僕は、必要だと考える。
僕ら演劇に携わっている人間たちからしたら、何もかもが足りないのだ。基礎がない。
そのまま、これでいいと思って成長して欲しくない。

なぜか?
伝統を継承していくようなスタイルをとらない演劇は、時代に流されるまま浮遊したままなのだ。
このままだと、演劇の未来がない。演劇を文化としてきちんと捉える目を子供たちにつけてもらわなければならない。
そうしなければ、演劇からどんどん観客が離れていく。文化としての演劇は無いに等しい。
レベルの高い演劇を観る目を養って、もしかしたらその未来の担い手の俳優に、
そうでなくても素敵な観客になれるようにそだててあげるべきだ。

今、子供たちの演劇力をつけてあげることが、日本の演劇の将来の行く末を決めるのだと思う。

   
 

<これまでの主な教育機関での仕事>

  横浜女学院 嘱託職員 演劇部指導(1996年より現在〜)

  東京都立若葉総合高等学校 演劇選択授業 講師(2006年)

  日本女子体育大学キャリアセンター ワークショップ(2008年)

  日活芸術学院 演技コース 卒業公演演出(2009年)

  日本オペラ振興会  歌手育成部 演技講師(2011年・2012・2013・2014・2015年)

  神奈川学園 合唱部 ミュージカル公演の為の演技指導(2011年)

  日活芸術学院 演技コース 一年生公演演出(2011年)

  私立ーーーー中学高等学校演劇部指導(2013年〜) 

   
   
 
   
 
 
   
 

地域に演劇を根付かせることは、演劇の未来を担う大切な活動だと思う。
皆さん、演劇をもっともっと好きになってください。

さて、そんな私の独り言だが・・・・

   
 

2015年。今年の港北区民ミュージカルは、13周年を迎える。
僕が第3回目からを担当し、港北区の区民ミュージカルに携わって、もう10年。

正直に申し上げると、こんなに長くやっているとは思ってもいなかった。
確かに、複雑な思いもある。
しかし、多くの事を学ばせてもらい、経験させてもらっている。


ここに参加する人たちに、演劇の魅力を味わってもらいたい。
そして、観客の皆さんも同じだ。


演劇は、決してポピュラーなものではないと思う。
実際、ここに集まる人々や観客のなかで、東京で芝居を観ている人がどれだけいるか・・・・


おそらく1割にも満たないであろう。


そういう人たちに、一から芝居を教えていくのだ。
未来の演劇人口を膨らませるのだ。


それが、市民の文化度向上にもつながり、交流の場にもなる。
まさに、一石二鳥の活動である。

だから、手を抜かず、親身になって
みんなと芝居を作るのだ。


いい芝居が生み出されるように・・・・